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Valeが大好き☆な私の日常ですw


by noctiluca13
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ルーファス・ウェインライトの詞

 危うくて怪しくて沢山の比喩で包まれたその深層を、
 メロディーと声が伝えてくる彼の曲達。

 一番最初に彼の存在を知ったのは、
 アイ・アム・サムの挿入歌になっている、
 元々はジョン・レノン(ビートルズ名義だったっけ??)の、
 Across the Univers のカバーでした。
 オリジナルも聞いてみたけど、
 私はルーファスのバージョンのが好きで、
 ついでにこの曲のMVがまた良くて、
 ダコタ・ファニングが赤い風船持って、
 なんか不思議な路地でルーファスを探してるんですけど、
 とにかくダコタちゃんが可愛いのと、
 全体的に色見を抑えられた建物その他背景の中に、
 真っ赤な風船がなんとも言えず美しくて、
 ルーファスの声や表情が幻想的な雰囲気をさらに上げていて、
 当時MVをビデオに録画して何度も見たので、
 今でも大部分を鮮明に覚えています。

 オペラとかクラシックの影響を強く受けているので、
 ポップなんだけど個性が強く、
 アルバムとか、好き嫌いは別れるだろうなぁと思うけど、
 ハマるとヘヴィー・ローテでかけて、
 とにかく揺ら揺らと曲の、声の、歌詞の、世界に浸りたくなる。
 ロッキング・チェアでうたた寝するみたいな、

 想像(妄想?)力をね、
 掻き立ててくれるんです。
 現実世界から少し切り離してくれる。
 とても心地いい時間をくれる。

 歌詞は、
 できれば日本語訳を読まないで欲しい。
 (訳者の方に文句があるわけじゃないですよ!)
 そうじゃなくてね、
 「英語だから何言ってるのかわからない」
 のであれば、
 それはそれで良しにしてとにかく絵画を見るように、
 自分の感覚で鑑賞してほしい。
 そして、
 一体彼が何を表現しているのか気になったら、
 自分で辞書引くなりして訳してみて。
 聖書とか、神話の知識が必要だから、
 メタファーは理解できないで悩むかもしれないけど、
 細かいことをつつくんじゃなくて、
 本当に、感覚で気持ち良く聴いてもらいたい。 
by noctiluca13 | 2008-07-27 22:30 | art