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Valeが大好き☆な私の日常ですw


by noctiluca13
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彩雲国記とされ竜DD2巻

 昨日の夜は彩雲国記の最新刊読んでました。
 気楽な気分で読めて好きなシリーズです。
 ファンタジーだなぁって思う。
 結構なテンポで新刊出してくれるから嬉しいし、
 そう考えると一向に新刊の出ない十二国記を思い出す。
 でも私、
 歴史物(?)ってあんまり上手にその世界を想像できない。
 挿絵で描かれている以上に建物の概観とかが分からない。
 
 され竜(DD)は、
 毎度の事ながら気分がなんだか暗くなりますよねw
 ガユスは人間らしくて真実味があって好きです。
 暗黒ライトノベルとか言われているけれど、
 でも、
 単純に現実的なだけじゃないかなぁと私は思います。
 ほんの少し、ファンタジーな要素が添加されているだけで、
 制約を受けずに現実を描写したら大差ないんじゃないかな、
 いつまでぇも過去やモルディーンの意図に翻弄されている姿は、
 街中の人の人生暴き出したらみんなそんなもんかと、
 まぁ、
 過激にグロテスクな戦闘シーンの描写とかは、
 時々胃にくるし、
 さすがに現代日本でそれは起こらなかろうと、
 思うけど、
 
 文章の利点はいくら細部にわたって描写されていても、
 その場面を想像して脳内で映像化する精度は、
 読む個人に依存してるところにある気がします。
 ホラーやサイコサスペンス映画は、
 映像だからグロさ一律だもんね。

 どちらでもそうだと思うんだけど、
 どんな美しい光景も、
 残酷な光景も、
 どちらも結局人間って想像したがるし、
 見たがるんだよね。

 それを考えた時、
 そういうの描く人たちがね、
 小説とか映画とか漫画とかそういうところで生きるの選んでくれてよかったって事。
 想像できるって、
 一歩間違ったら実行する可能性を否定できないって事でしょ?
 
by noctiluca13 | 2008-07-04 19:18 | 読書