Valeが大好き☆な私の日常ですw


by noctiluca13
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Boys don't cryを借りてきた。

 学校の帰りにツタヤでDVDを2本借りてきました。
 最近見たい映画がたまっていて、20作品以上かな、リストがあるんだけど、
 その中の5作品くらいを見つけて、迷いに迷った結果、
 Bad SantaとBoys don't cryにしました。
 どちらも前に見たことがある映画で、内容は知っていたんだけど、
 思いっきり趣向の違う2作品です。

 Boys don't cty
 99年公開、ヒラリー・スワンクが主演してアカデミー賞を受賞した作品。
 見て楽しい気分にはなれない映画です。
 憂鬱なときには見ない方がいいし、子供にもちょっと見せるのどうかなと思う。
 女の子は、男の人が怖くなるかもしれません。
 だけど、私はこの映画を見てよかったなぁと思ってます。
 大好きって言い方はそぐわない気がするから表現に困ってしまいますが、
 本当にたくさんの考えさせてくれた大切な映画です。
 ブランドン(ヒラリー・スワンク)の強さと愚かさ、
 偏見の中必死に守ろうとした「男」としての自分とラナへの愛。
 彼の秘密を知っても少しも揺らぐことなくその気持ちに答えたラナ。
 ジョンとトムが見せる人間の汚さや凶暴さには本当に吐き気すら覚える。
 実際に起こった惨劇を元に作られた映画だという事実に、男という存在が怖くなる。
 それ以上に人が怖くなる。
 私は、世界は偏見に満ち溢れてると思ってます。
 それ自体は仕方のないことでしょう。
 どう頑張ったって、理解できない、受け入れられないことが人には絶対あるし、
 それ以前に、「未知のもの」はそれがどんなに力ない無害な存在であっても、
 未知であること、異質であること自体が恐怖になる。
 怖いものはとりあえず遠ざけてしまいたい、
 だから理解しようなんて思いもしない。
 人間ってそんなもんですよね、
 私は、ブランドンのような性同一性障害を抱えた人とか、
 同性愛者をどちらかというとカッコいいなって思ってるんです。
 留学中には何人かそういう子たちと仲良くなったりもしたけど、
 「普通」とはちょっと違う自分のセクシャリティーを受け入れて、
 堂々と自己主張している彼らは、
 繊細で、強くしなやかで、
 なんと言うか、美しいなって感じて見てました。
 今の日本って、「おネェ系」とかはやってるから、
 だんだんと社会が寛容になっていってるけど、
 逆にそういう今だからこそ、
 この映画は見る価値があるように思うんだよね。
 本当にすごいのは、
 時間が経つにつれてブランドンがどんどん男に見えてくること、
 話の最初からブランドンってキャラクターが実は女だってことが明かされているから、
 最初の方はどうしてもそれを意識してしまって女にしか見えないんだけど、
 見てるうちに彼がどんどん男になっていく感じがして、
 なんて言うか、ラナへの想いが男としてのブランドンを確立していってる感じ、
 そういう印象を与えるヒラリー・スワンクの演技がすごい。
 内容的に重いから、人によっては1度見たらもう2度と見たくないって思うかも知れないけど、
 私は見たくなった。
 とにかく色々と考えさせられる映画だってことは確かです。
 自分の友達とか、できれば見てほしいなって思います。
 見て考えてほしい。 

 Bad Santaは留学中にホスト・ファミリーと一緒にシアターで見て、
 おデブでいじめられっこでちょっと頭の鈍い男の子Tharman(スペル違うかも)が可愛くて、
 改めて見るとくだらない映画なんだけど、
 それでも彼が信じてもいないSantaに何度もお願いをするその意味とか、
 大事だなぁって思うことがあって、
 季節的にもお勧めです。

 
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by noctiluca13 | 2007-12-05 03:52 | 映画